浮腫の種類と原因を知っているか?

浮腫とは
浮腫(ふしゅ)とは、顔や手足などの末端が体内の水分により痛みを伴わない形で腫れる症候。浮腫み(むくみ)ともいう。細胞組織の液体(細胞間質液)と血液の浸透圧バランスが崩れ、細胞組織に水分が溜まって腫れる。浮腫発症のメカニズムとしては浸透圧の低下、血圧上昇(静脈・リンパ管の鬱滞あるいは閉塞)、血管透過性亢進などがあげられる。

浮腫の種類
浮腫の種類の分け方には色々なものがありますが、まずは身体全体のあちこちに表れるものと、一部のみに表れるものに大きく分けるという方法があります。

全身に表れる浮腫は、例えば肝性浮腫のように肝臓の病気にもかかわらず全身の色々なところに発症します。これらを全身性浮腫と呼びます。それに対して特定の部署に集中して発症する浮腫については、体位から考えます。というのは、浮腫というものは体内の水分やナトリウムが一部に集まった状態ですので、例えば足に集中していたり、身体の裏側に多く出たりしている場合は、立ったままの状態が多い人やずっと寝ている人などに出ているかどうかを確認するわけです。これらの浮腫は重力に引かれてより低い場所に出る場合が多く、そういう場合は特定の病気による発症の可能性は低いと考えられています。

もうひとつの種類の分類では、病気や薬などの副作用による浮腫と、そうではない一過性の浮腫の2種類ら分けられます。

浮腫の原因
足のむくみの原因は、立ち仕事やデスクワークなどで同じ姿勢をとり続けていた場合、全身の血行が悪くなり、さらに重力の影響で身体に不要な水分が下半身にたまってしまうからです。きつい下着を着けてもその部分の血行が妨げられ、身体の血流がスムーズにいかずに足がむくみやすくなります。 特に女性は、生理になると女性ホルモンの分泌量が増え、血管が拡張されるために足がむくみやすくなります。

顔のむくみの原因は、顔の皮膚の下の組織に水分がたまったことがむくみの原因です。水分は高いところから低いところへ流れるので、朝起きた時が一番むくみが見られます。また、前日にビールやワイン、日本酒などのアルコールをたくさん飲み過ぎると血液中のアルコール濃度が高くなり、血管が拡張して静脈やリンパによる水分の処理がうまくいかなくなるのでむくみやすくなります。

むくみがでると、まず腎臓の病気を疑います。むくみがでる原因として腎臓病は最も多く、むくみが出たら腎臓に異常がないか調べる必要があります。腎不全、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症の初期では、最初に顔が腫れぼったくなったり、まぶたに浮腫が見られることが多くなります。そのほか、慢性甲状腺炎(橋本病)では、甲状腺がごつごつ腫れたり、体重の増加、むくみなどがみられますし、心不全、肝硬変、妊娠高血圧症候群、薬剤の使用(ステロイドやホルモン剤など)などでもむくみがみられます。ですから、むくみは放置せずに一度検査を受けることが大切です。

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